乳腺外来診療案内

乳腺外来基本情報

 
午前            
午後   筑波大
13:30~
(予約制)
       

 

※乳腺外来は完全予約制です。予約をお取りになってお越しください。(火曜日)

 日本女性の乳がん羅患率は急激に上昇し、30歳~64歳の壮年女性では、がん死亡原因第1位となっています。当院では、毎週火曜日の午後、乳腺外来(完全予約制)を行い、乳房に関する様々な症状(しこり、痛み、分泌など)に対する診断を行っています。

・ 検診で異常を指摘された
・ 乳房に「しこり」を触れる
・ 腕を上げると乳房に「えくぼ」「ひきつれ」がある
・ 乳房からの分泌物(レンガ色)がある
・ 乳房にただれやびらんが見られる
・ 乳房全体が腫れている。潰瘍ができて治らない
・ わきの下にしこり(硬いリンパ節)を触れる
上記のような症状が当てはまっても、必ず乳がんというわけではありません。乳腺には良性の疾患も多く、症状だけでは良性、悪性の判断はできません。悩んだり、自己判断に任せることなく、一度詳しい検査を受けてみましょう。

乳腺外来で行う主な検査

マンモグラフィ(乳房X線撮影)
 乳房専用のレントゲン撮影です。触診ではわからない小さな異常も見つけることができます。

超音波(エコー)検査
 乳房に超音波を当て、はね返った超音波を画像化する検査です。検査は無害で痛みもありません。

細胞診・針生検
 超音波検査などで異常がみられた場合、針を刺して細胞や組織を採取し、顕微鏡で調べる検査です。細胞レベルの異常の診断に役立ちます。

CT検査
 胸のしこりの様子を見るために必要に応じて行います。

MRI検査
 しこりの良性・悪性の診断やレントゲンだけではわからない病変の様子を調べるために行います。


乳腺外来は、プライバシーの保護、身体だけではない精神面のケアを考慮し、主に専門医、専門スタッフが診療にあたっています。乳がんのみならず、乳腺疾患全般に幅広く対応したいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。

きぬ医師会病院放射線科  八木 貴子